トップメッセージ
昭和31年、右目も両腕も失った男が、十数名の障がい者を集めて赤平ドライクリーニング工場を立ち上げました。「技術」も「信用」も「お金」も五体満足の体さえ持たない彼らに残されていたのは「真心で洗います」という心だけでした。
操業して2年目に社会福祉法人の認可を取り、社会福祉法人 北海道光生舎が誕生しました。そして当時の日本にはなかった「企業授産」の理念を掲げ、死に物狂いの努力を続けます。
ようやく経営が軌道に乗りはじめた頃に、業界団体に製販分離を求められ、施設で生産を担当し、営業部門は有限会社 光生舎ボランタリーとして独立しました。
それが株式会社 光生舎の原点です。
光生舎は障がい者の施設として誕生しましたが、「情けや同情で仕事は続けられない。あくまでも、お客様に必要とされる仕事をすること、高品質の品物をリーズナブルな価格でお届けすること、常に技術の革新と生産性の向上に努める事、それしか企業が生き残る道はない」
それが創業者である髙江常男の信念でした。
その創業者の思いに応えるべく、光生舎では最新の機械や省エネ技術を導入して日々、高品質の品物の生産に努めています。またお客様のニーズに合わせ、ご希望の時間帯に訪問するクリーニングデリバリーシステムをCOCOで展開し、クリーニングピュアでは「平成20年度容器包装3R推進環境大臣賞小売店部門」で日本一に輝いています。
光生舎はクリーニング、リネンサプライ、病院寝具、リースキン等の仕事を通じて、社会福祉に貢献する「企業授産」のパイオニアとして、今後とも誠心誠意お客様のお役にたてるように努力を続けてまいります。